うみねこのなく頃に Episode2
★★★★
読了。やはり赤字システムが導入されると俄然おもしろくなりますよね、うみねこは。
ちなみに赤字システムというのはメタな世界にいる魔女ベアトリーチェが赤色の文字で宣言した場合、それは疑いようのない真実であることが無条件で証明されるというものである。
まあこんな感じである↓
「どうせがっつり否定されちまうんだろうが、・・・先にこの部屋が密室であることの定義を確認させてもらうぜ」
「よかろう。まず、隠し扉の類は一切ない。出入りはこの扉からだけだ。扉の施錠は、朱志香の鍵が一本と使用人たちが一本ずつ持つマスターキーのみ。二階ではあるが、窓から出入りすることも可能だろう。しかし窓は内側から施錠されている。」
なんのためにこれをやるかってーと、名探偵がこの部屋は密室だ!って言ってもそれが密室であるかどうかなんて実際のところわからないからなんだよね。
どっかにハイテク隠し扉があるかもしれないし。
ま、そういう穴を埋める為にあるのである。
そして読んでるこっちも推理するのの手助け・・・というか基準にできるのでね。いいですよ。
ま、逆に言うと赤字で書かれていないものは全て疑う必要があるんですけどねー。
顔半分抉られてて、死んだってなってても・・・赤で書かれてなければ生きてる可能性はあるんですよ・・・。
で、この2巻だけど・・・書かれてることの半分以上はこれ、真実じゃないですよね。
ひぐらし体験してる人はすぐわかると思うんだけどね。
今後どうなるか、楽しみです。