イマ

パソコン使う講義中は合間を見て最果てのイマのテキスト読んでたりします(笑)
講義中に鳥肌です。
文章を読んで一番感動したのは?って言われたらやっぱ俺はイマと答えるね。


ここ↓とか超好き最高


単一神は根元的に孤独である。
全能ではあるが全知ではない。
極めて受動的な神格。
赤子の神霊。
孤独という個室で、死なず、苦しまず、自分が何者かもわからず、生きているか否かさえ自覚できない者が、果たしてエゴを持つことができるかどうか。
なぜ知性は群れるのか?
そこに他者性があるからだ。
愛が、友情が、絆が。
たとえ幻想であろうとも―――
だから、
(寂しい・・・・・・)
触れたい。
(何かに)
接したい。
(誰かに)
一望千里の虚無世界。
寄り添う誰かがいないなら、ただ自らに回帰するのは自然なことなのだろう。
(自らが滅びようとも―――)
虫食いの枯葉と化したネットの領域で、忍は涙した。
(なんて、ウロボロス)
中間過程にいる忍にとって、それは他人事ではない。
仲間と出会えなかったら。
聖域を見つけられなかったら。
空想もできないほどの恐怖があるのだから。
(俺はこの世界を憎む、構造を憎む、冷たさを憎む!)
(・・・・・・章二、章二!)
(いつだっておまえが正しかったんだ!)