進撃の巨人

進撃の巨人(2) (講談社コミックス)


★★★★


よっしゃあ!やっぱりミカサは女だったんだ!(笑)素晴らし過ぎる!!


いやぁ、めちゃくちゃおもしろいよ、やばいよこれ。絵上手かったら確実に★5個つけてますよ。


これね。巨人を殺す天才、というか兵士として本当の天才って主人公のエレンじゃなくてヒロインのミカサなんだよね。
それもエレンが無茶苦茶危険な兵に志願するから、エレンを死なせないために歴代の中でもトップの兵士になる。
なぜそんなことを?って言うと、ミカサが子供の頃、人身売買みたいなことしてる奴らに両親ともに殺され誘拐されるんだけどその時命を投げ打って自分を助けてくれたのがエレンで、そしてエレンは新しい家族なってくれたんですよね。
そこからはもう自分の命は全てエレンのため、となると。
もうね、ここらへんの積み上げが完璧。やばいやばい。
しかもミカサがいつもしてるマフラーみたいのって、あれ、その助けてもらったときにエレンからかけてもらったマフラー(?)なわけでしょ?素晴らしい。
こういうキャラクターを出してくれるだけで俺はそれだけで満足。
エレンみたいな主人公らしいキャラクターは別にたくさんいるんでいいんだけど、そいつを守るためにヒロインが本当の天才になるってのはあんまりないからね。
まあ天才って後天的になるものじゃないから本当は秀才なんだろうけど。いいよね。

「お前・・・配属兵科の希望は?」
「私は調査兵団にする」
「・・・・・・。お前は首席だろうが・・・・・・。憲兵団に行けよ。それも歴代の中でも逸材だとよ・・・。きっと破格の待遇を受けられるぞ」
「あなたが憲兵団に行くのなら私も憲兵団に行こう。あなたが駐屯兵団に行くのなら私もそうしよう。エレンは私と一緒にいないと早死にする」
「頼んでねぇだろそんなことは!いつまでこんなこと続けるつもりだ!?」
「人生が続く限り・・・。一度死んだ私を再び生き返らせた恩は忘れない。なにより・・・もうこれ以上家族を失いたくない・・・」