魔法科高校の劣等生

この話って簡単に言ってしまえば魔法使いとして世間からは認めてもらえない超超超天才、というか化物じみた主人公と世間から認めてもらえる超天才の主人公の妹がこうハリポタ的な魔法学園(高校)に入学するってところから始まる。妹は兄の凄まじさは嫌でもわかってるから兄を評価しない世間に対しイライラと(笑)チヤホヤされる自分よりも兄の方が遥かに天才だというのにっ!という感じ。
世間が魔法使いとしての強さを判断する3つの基準があるんですがそれに対しては兄は駄目駄目なので評価されないのね。


もうこういう設定だけでわくわく出来る人もいると思うし俺もそうだったりするのだが(笑)


このての完璧型主人公ものってのは主人公自身が成長するっていうよりは、主人公のそのパワーで周りのキャラクターを成長させる(変えていく)話になる傾向があるかな。主人公自身が全く成長しないわけではないのだが、伸びしろ的に他のキャラには劣るよねという感じ。
例で言うとうたわれるものティアーズ・トゥ・ティアラ。あととある魔術の禁書目録あたりもこれに近いんじゃないかなぁと思う。探せば他にもたくさんある筈。
最近こういう完璧型主人公ものが昔に比べて増えた気がする。ヘタレ主人公ものは減ってきたんじゃないかなぁ。
俺は完璧型のが好きですけどね。周りのキャラクターを変えるだけのパワー持ってるやつがヘタレってのはそれは納得できんだろう・・・とそう無意識に思ってるからだと思うが。



まあ劣等生おもしろいよ。ちょっとそこはスマートにやってくれみたいに思うところはあるけど。おもしろいからいいやみたいな。
もっともこういうキャラ設定した段階で勝ちは決まっているような気はするんだよね。
今2章の半分過ぎたとこくらい。