ぬらりひょんの孫

ぬらりひょんの孫 2 (ジャンプコミックス)


★★★★


実際はもう4巻まで読んでたりするが、2巻が良かったのでちょっと紹介。
えーまず、自分はつららさんが好きなんですが(笑)
普通に見るとつららさんはメインヒロインじゃあないわけです。
主人公の幼馴染である家長カナがメインヒロインですよね。
それなのに、それなのにこの2巻。
主人公が別人格としてではなく、本来の自分の人格で初めてヒロインを妖怪から守る為に本気で戦おうとする(そして勝っちゃう)んだけど、そのヒロインってつららさんなんだよね。
そりゃあね、今後、カナさんピンチのときは身を捨てて助けるよ?この主人公。
でもさ、順番って大事なんだよね。ことフィクションに関して言えば。
それでけんぷファーがどうなったか、わかるだろ?(笑)


とにかくこれでメインヒロインが誰かわからなくなるくらいにはなった。
たったこれだけなんですけどね。
ひとむかし前のマンガならこういうことってほとんどないし、今だって少ないんだけど。
いやあ、なんか、いいもの見させてもらった、みたいな感じですかね(笑)


や、これ、完全にギャルゲー的な読み方だと思うんで、もっと少年マンガ的な読み方しろよ、と思うかもしれないが。
まあ自分はまずそこから見てしまう人間だからしょうがないよね。
普通に少年マンガとして見てもおもしろいと思うけどね。
主人公が決意するの早ぇーみたいには若干思ったけど。ぐだぐだやられるより余程よい。